刻刻日誌

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遺された記録

得体の知れない何かが群れて集り私の頭のてっぺんからつま先までチクチクと這っている。
この現象の謎を明晰にするのは無茶だろう。(そう確信しているのもまた不思議…)

”感じるだけ”の世界が在った。見えない、聞こえない、知り得ない。
けれど腑に落ちるところといえば、私はこの群れの発する感触を恐れてはいない、それからこの群れは私に対し必死に何かを伝えようとしている。
そして、この群れはただ得体が知れないというだけで確かに生きている何者かだ、という事。
そうこうしているとこんな言葉が目の前を遮った。

【⠀拒むというのはつまり、殺すという事ではないのかね? 】

 

(2023/12/07 13:00:20)  〆